コンパネで作る自作の卓球台

新型コロナウイルスの影響で外出自粛要請が出され、運動不足になっている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、我が家では運動不足解消の為に卓球台を作ってみました。

材料はコンパネ4枚で製作。

コンパネが4枚あれば、卓球台の脚部分も作れます。

家族でピンポン合戦するのもなかなか楽しいので、是非おすすめ。

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あと、卓球台のネットとラケットやピンポン玉はインターネットでも安く購入できます。

卓球台を作るにあたって

まず始めに卓球台を作ろうを思い立ち、近くのホームセンターでコンパネを一枚買ってきました。

卓球台のネットは10年ほど前にネットショッピングのついでに購入していたものを使用。

そして、ラケットセットは近くのディスカウントショップで899円で購入。 シェークハンドのラケットが2枚入りでピンポン球も3個付属していました。

早速、家にあった足の長いテーブルの上にコンパネ一枚を乗せ、ネットを張って卓球をしてみると。

激安の卓球ラケットセット

コンパネ一枚の卓球台では狭すぎて、力を入れてボールが打てない…

そして、ピンポンに慣れていない子供達は力加減が分からないので打ち過ぎてしまい、卓球台に入りさえしない。

これでは、まったく運動にならないという事に気付いたので、本格的なサイズの卓球台を作る事にしました。

コンパネ一枚の卓球台
コンパネ一枚の卓球台は狭い

製作材料

製作材料は3×6(サブロク)サイズのコンパネ(12mm厚)が4枚。

一枚1,000円(税込)だったので、合計で4,000円。

卓球台製作用のコンパネ

今回使用するコンパネの厚さは12mmなので、形が歪む可能性が高い。 特に屋外で使うので、直射日光で板の反りも大きい事が予想される。

なので、板の周囲に沿って補強を入れるために杉の荒材2000mm×36mm×21mmも購入。

一本100円だったので、合計4本で400円でした。

あと、コンパネ同士の支え用に廃材とビスも少し必要です。

自作卓球台の補強用に使う杉の荒材

コンパネをカットする

正式な公式卓球台のサイズは長さが2740mm、幅は1525mmで高さは760mmです。

製作する卓球台は収納性を考えて天板が四分割できるようにしました。 これなら、狭い家でも収納が可能です。

まずはコンパネを縦に762.5mmにカットします。

そして次に、762.5mm×1800mmになったコンパネを横に1370mmにカット。 これで一枚の板が3つのパーツに分かれました。

卓球台の天板に使うのは1370mm×762.5mmの材料。

そして、卓球台の脚パーツの材料は1800mm×137.5mmと762.5mm×430mm。

卓球台製作用にコンパネをカットする

最初は写真のように丁番を使って天板の縦板を二つ折りできるようにしたのですが、その後、塗装したり補強したりするとかなり重くなってしまったので丁番は外しました。

最初のコンパネ製卓球台には丁番を付けた

そして、脚部分になるパーツは簡単には取り外しができるように切り込みを入れています。

コンパネ製卓球台の脚パーツ

切り込みの深さは67.5mmにしています。

これは1800mm×137.5mmの材料の半分の幅にする事で決めました。

コンパネ製卓球台の脚パーツの切り込みは67.5mm

1800mm×137.5mmの板を2枚と762.5mm×430mmの板を2枚使って組み合わせると、写真のような脚パーツが完成します。

意外としっかりしています。

一つの脚パーツの大きさは長さが1800mm、幅が430mm、高さが762.5mmあります。

正式な卓球台の高さが760mmなので、正式サイズとほとんど変わらない高さです。

この脚パーツを二つ組み立てます。

自作卓球台の高さは正式サイズと変わらない

組み立てた脚パーツを二つ並べて、その上に天板を乗せると、ほぼ卓球台の原型が出来上がります。

簡単に分解できるコンパネ製卓球台の脚パーツ

そして卓球台を下から見ると、このような形になっています。

家に転がっていたコンパネの廃材を使って天板の支えを製作しました。

自作卓球台の天板同士の支え

天板を外すと互い違いに取り付けた、この支えで天板同士を支え合っているのが分かると思います。

実際には脚パーツの上に天板を並べてみて、どちらの板が反っているかを確認してから天板に支えを取り付けています。

なので、材料のコンパネ4枚以外にも板を支えるパーツ用の材料も必要になります。

自作のコンパネ卓球台は四分割

これで、天板の中央ラインの段差は最小限に抑えられますが、実際にプレイすると球が中央ラインに当たった時には予想しない変化で跳ねます…

でも、これはこれで、なかなか楽しい♪

自作卓球台の天板同士の合わせ目

最後に天板のコーナー部分をやすりで丸く仕上げて完成。

コンパネが切りっぱなしだと、角が尖っているので危険です。 特に小さなお子さんがいる家庭では気を付けた方が良いですね。

卓球台のコーナーを丸く仕上げる

防腐剤入り塗料で塗装する

天気の良い日に防腐剤入り塗料で塗装しました。

卓球台を一日中、屋外で使用する訳ではありませんが、念の為に防腐塗装をします。

自作の卓球台を防腐塗装

レトロな卓球台カラーで塗装する

その後、卓球台の塗装をします。

最近は天板が青色の卓球台が多いですが、あえてレトロなダークグリーン色で塗装。

これで、昭和のピンポン感が増した気がします。

ただ、エナメル系の塗料なので若干、ボールの反発力が下がった感じがします。

自作の卓球台をレトロな深緑色で塗装
昭和のレトロ感が増した自作の卓球台

卓球台の周囲のラインを引く

正式な卓球台のサイドライン・エンドラインの幅は20mm、センターラインは3mm。

今回はセンターラインを引かずにサイドラインとエンドラインのみを引くことにします。

まずはマスキングテープを天板に貼っていきます。

自作の卓球台にサイドラインを引く

そして白色のペンキで塗装後、完全に乾かない内にマスキングテープを剥がします。

自作の卓球台にエンドラインを引く

これで、卓球台がイイ感じに仕上がりました。

自作の卓球台の周囲にラインを引く

天板の外側を補強する

最後に杉の荒材2000mm×36mm×21mmを使って卓球台の周囲に補強を入れていきます。

杉の荒材は一本の長さが2メートルあるのでエンドライン側を優先して長さをとれば、サイドライン側もほとんどカバーできる長さが確保できます。 杉材一本で卓球台の天板一枚分の補強が可能。

杉材の厚さが21mm、コンパネの厚さが12mmなので取り付ける際に使用したビスの長さは32mm。

自作の卓球台の周囲に補強を入れる
自作の卓球台の補強に使った杉の荒材

これで、コンパネの反りを最小限に抑えることが出来ました。

コンパネ製卓球台の反り防止

あと、天板はハケで塗装したので表面が少々ざらついています。

なので、最後に塗装面をサンドペーパーで全体的にヤスリがけしました。

自作の卓球台にサンドペーパーがけ

そして、卓球台にネットを張るとコンパネ製卓球台の完成

本物の卓球台に比べて、ボールの跳ねが弱かったり、センターラインに当たると変な跳ね方をしますが、なかなか楽しめる卓球台です。

後は塗装面が固く仕上がる艶消しクリア塗装をしたり、センターラインの合わせ目を削って段差をなくしたり…

まだまだ、改良の余地はありますね。

自作のコンパネ製卓球台

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そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。

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