ハーフビルドで使う道具

家づくりをするにあたって最低限揃えなければならない道具があります。

どの作業に関しても作業着や手袋、マスクや保護メガネなどは常時必要になります。

造作に関しては、作業効率の高い電動工具を主に使って作業します。

その他にもノコギリやカッターなど小さな道具も必要です。

日曜大工を趣味にされている方でしたらすでに持ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

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ハーフビルドで施工している工務店さんでは、有料もしくは無料で電動工具をレンタルしている場合もあるので問い合わせてみると良いでしょう。

外壁塗装での道具

外壁塗装では、まず汚れても良い服装をします。
エプロンなどを着用しても良いと思います。

ハーフビルドをされている方のほとんどは外壁材を貼る前に外壁材を塗装する事が多いので、外壁材を乗せる台も用意しなければなりません。

ツーバイフォー材で作業台や馬(ソーホース)を自分で作ってもいいですね。
この馬作りがハーフビルド初の作業だったりする方も多いのではないでしょうか?

塗料の入った一斗缶から塗料缶へ少量移して、刷毛やローラーで外壁材の色塗りをします。
外壁を貼った後に色塗りをする場合はマスキングテープも必要です。

後片付けの時には刷毛をシンナーで洗ってウエスできれいに拭いておきます。

  • 汚れても良い服、エプロン
  • 作業台、ウマ(塗装スタンド)
  • 塗料缶
  • 刷毛もしくはローラー
  • マスキングテープ
  • 刷毛洗い用のシンナー
  • 汚れものを拭くウエス
刷毛:ハーフビルドで必要な道具

2×4材でソーホースを作るにはこれが便利です。

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外壁貼りでの道具

外壁材をカットするためには、ノコギリもしくは卓上丸鋸が必要です。
直線を切るには丸鋸が一番きれいに切れます。カットした後は平型鉄ヤスリを使って断面をきれいに整形します。

窓枠や軒下との干渉部分は斜めのカットやコの字カットなどをしなければなりませんが、コツさえつかめばできるようになります。

そして外壁材を自分で貼る場合は、釘もしくはステープル(巨大なホッチキス)を使うことになります。

ここで使う工具はコンプレッサーを使用したエアー工具になります。
この道具があれば片手で打てるので、一人でも外壁貼りが可能です。

一人で作業する際には板の仮止め用にハンマーと小釘を用意します。

エアー工具は高価なので、できるならばハーフビルド会社から借りた方が良いですね。

スクリュー釘をハンマーで手打ちしたという方もおられると思いますが、ステープルの方が断然早くて見た目もきれいです。

外壁材は年月が経過すると板が収縮して反ってしまったり剥がれてしまったりしますが、ステープルの場合は針の先端に接着剤が付着しているのでまず抜ける事がありませんのでおすすめです。

あと、壁材の反りや水平を確認するためには水糸と水平器を使います。

  • 巻き尺(スケール)
  • ノコギリ
  • 卓上丸鋸もしくは丸鋸
  • さしがね
  • 平型鉄ヤスリ
  • エアーステープラーもしくはロール釘打機
  • ハンマーと小釘
  • 水平器
  • 水糸
丸鋸:ハーフビルドで必要な道具

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断熱材充填作業での道具

壁や屋根裏の断熱材にグラスウールなどの繊維系断熱材を使う場合の道具は、ハンドタッカーのみです。

体がチクチクとかゆくなりますが、この作業が一番簡単です。
作業時には安全の為にマスクと保護メガネを着用します。

高い所にも断熱材をタッカーで止めなければならないので脚立も用意します。

発泡プラスティック系断熱材を使う場合は間柱間のサイズに合わせてカットしなければなりませんのでカッターナイフや断熱材カッターが必要になります。

最近は発泡ウレタンで施工する家が多いと聞きましたが、セルフでもできるのでしょうかね。

  • ハンドタッカー
  • マスク、保護メガネ
  • カッターナイフ、断熱材カッター、巻き尺(スケール)
  • 脚立

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石膏ボード貼りでの道具

石膏ボードを切る際には、カッターナイフを使います。
カッターナイフで何度か切りなぞった後、石膏ボードに軽く力をかけるとポキッと折れます。

そしてボードを折った後の断面はガタガタなので、整面用のボード用ヤスリも必要。

室内で丸鋸を使ってボードを切断する際は、集塵タイプのものを使わないと石膏の粉で部屋中が真っ白になってしまいます。

ボードを壁面や屋根裏に取り付ける際にはインパクトドライバーを使います。
何かと使用頻度の高いインパクトドライバーですので、持ち運びに便利なコードレスタイプがおすすめです。

  • 巻き尺(スケール)
  • カッターナイフ
  • ボード用のヤスリ
  • インパクトドライバー
石膏ボード用のヤスリ:ハーフビルドで必要な道具

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インパクトドライバー:ハーフビルドで必要な道具

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珪藻土の壁塗りでの道具

珪藻土を使っての壁塗りではコテが必要になります。

他にもバケツ、ショベル、ゴム手袋も用意しなければなりません。
粉末タイプの珪藻土材に水を混ぜて攪拌するのに電動ドリル用の攪拌アタッチメントがあると便利です。

石膏ボードの合わせ目はメッシュテープを使って段が付かないようにします。

そして、打ち込んだビスの頭にはパテを盛るので成形用のヘラも必要です。

施工の際の汚れ防止には新聞紙やマスキングテープを使います。

  • コテ
  • バケツ、ショベル、ゴム手袋
  • メッシュテープ
  • マスキングテープ
  • ヘラ
壁塗りのコテ:ハーフビルドで必要な道具

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床板貼りでの道具

床板貼りをする頃になると木工技術の腕がかなり上がってきていると思いますので、釘打ち機を使わなくても手打ちでもやれるのではないでしょうか。

床板を切断する際に使うノコギリ、平ヤスリ。

床板同士をキッチリはめ込むために当て木をして叩くハンマーも必要です。

そして、フロア釘の頭を打ち込んで沈めるために使うポンチ。
フロア釘をハンマーで打つ際に板が割れないように下穴用のドリルも使います。

最初の内はポンチではなく、手を叩いてしまうこともあるので左手には軍手を…

床板がまっすぐ貼れているかを確認するために壁貼りの時と同様に水糸を使います。

  • 巻き尺(スケール)
  • ノコギリ
  • 平型鉄ヤスリ
  • ハンマー
  • ポンチ
  • 水糸
  • 軍手
床貼り用のポンチ:ハーフビルドで必要な道具

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内部建具取付作業での道具

部屋間のドアやトイレのドア、階段などの取り付け作業をする際は少々繊細な作業になります。

プレハング(ドアの穴あけや、蝶番の溝堀加工)をしていない建具の場合は自分でハンマーとノミを使って溝を掘って作業します。

その際には、ノミの切れ味で完成度が左右されますので、砥石を使ってノミを研ぐ技術を習得します。

ドアノブの取り付け穴が空いていない場合は電動ドリル用のホルソーを使って穴空けをします。

お金に余裕があれば電動トリマーを購入したいところです。

丁番などの取り付けネジは頭を舐めないようにプラスドライバーで慎重にまっすぐネジ込みます。

キッチンを手作りする方もいらっしゃると思いますが特別な道具は必要ありません。

あとは、電気屋さんと水道屋さんに任せておけば完成です。

  • 巻き尺(スケール)
  • ノコギリ
  • さしがね
  • ノミ
  • ハンマー
  • 砥石
  • 電動ドリルもしくはインパクトドライバー
  • ホルソー
  • ドライバー
ノミを使って建具取り付け:ハーフビルドで必要な道具
ノミを使って階段制作:ハーフビルドで必要な道具

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ハーフビルドで家づくりを体験することにより、同時にモノづくりをする楽しみを味わう事も出来ます。

最近では格安物件や住宅ローンなどの情報がインターネットで手軽に入るようになってきました。こだわりの家づくりをするならハーフビルドが最適ではないかと思います。

ハーフビルドでの家づくりの計画に、このページがお役に立てることができれば幸いです。

なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ工具などが売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。

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【ハーフビルド 半分自分で家を作る!】

ハーフビルドでは基礎工事から上棟までの危険を伴う工事はプロの建築業者にお任せします。

そして、比較的に技術習得が可能な内装工事を自分達で楽しみながら半分家作りをするという考えからハーフビルドと呼ばれるようになりました。

このようにハーフビルドに挑戦している方の多くは、外壁工事前の外壁材の色塗りと内装工事のみをされています。

木工をやったことが無いという方でも、自分で家を作っているうちに上達してくるので技術より根気の方が重要かもしれません。

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そして、比較的に技術習得が可能な内装工事を自分達で楽しみながら半分家作りをするという考えからハーフビルドと呼ばれるようになりました。